家は完成しなくてもいい。

知人の建築家の志田茂さんのメルマガが好きで読んでいます。

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志田さんとは面識があり、たまにメルマガの感想を返信してやりとりを楽しんでいるのですが、

先日、私が「家は完成しなくていい」という価値観を伝えたところ、こんな返信をいただきました。


(以下、志田さんから)


家は完成しなくてもいい。

それはありますね。


ただ、それは1度やった人は理解できますが、初めての人には、ピンとは来ないかも。


大野さんのように自分でやりたい人には
「未完の家」なんてキラキラして見えてしまいます^^

( ↑ 引っ越した時のわが家です。住みながらDIYで内装、家具製作しました。)



DIYをやった事ないとか、
あまりやりたいと思わない人にとっては
「あとから自分でなんでもできますよ」って、不安になってしまいます。


でも、概ね、大野さんの言う
「家は完成しなくてもいい」のイメージは
理解されると思います。 


「完成しなくていい」を受け入れられる人は、「完成形」もイメージできる人だと思います。




(中略)


あと・・

するしないは別だけど
「家に手を入れてもいい」という事が
理解できないかもしれません。




壁に画鋲や釘を打つくらいはした事あるかもしれないけど
たとえば、押入を壊してもいい とか
考えられないでしょ・・ 

極端だけど(笑


だから、家が与えられたもので、
自分と同期できないかもしれないんですよね。



そういう人は「完成しない家」なんて「意味不明」かも。。




だから、なんでもいいんだけど
、何か家に手を加え、
「やっていいんだ」という理解と自信をもつといいんですよね。


そういうのは、家を持つ前に知っておいて欲しい。


だから、大野さんの床敷きなんて、とっても大切です。
賃貸で「やってもいいんだ!」という事を知り
、そして「やれた!」という自信を持って
、無垢の木という生ものと向き合う事で、
その人の家に対する意識は、ものすごく変わるはず。

・・・


(志田さんのメールはここまで)


私がやっている「床敷き」の意義を、私以上に言葉にしてくれて、嬉しくなりました。


家は完成しなくていい、といわれてもイメージできない・・・

家が与えられたもので、自分と同期(シンクロ)できない・・・


そうですよね。




ほとんどの人がそうだと思うし、
「家に手を入れる」ということも、
ましてや「床敷き」なんて、
何のことやら・・




でも、家は手を入れていいし、床敷きじゃなくても、なんだっていい。


やればぐっと自分と同期して、愛情が持てる。


家はずっと未完成。


そう思います。 




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