私の住まい観。
場所ではなく人が居場所であり、人とモノとの関係性と愛情が居心地を生む。
家はそれをまるごと優しく包む存在であり、場には命が宿る。家は育てていくものである。
床を生のパワーがある無垢材にすれば、空間は劇的に変わり、健康で心地よいシンプルな暮らしに貢献する。樹種は杉が最適である。
木がつくる空気は身体を癒し、触れれば肌が喜び、反射光は優しく美しい。
本当に必要なモノと愛すべき過剰と住む人の夢を内包した最小限の大きさ。ひとつながりの空間を自分の手で可変させれば、お金をかけずにおおらかに暮らせる。
嫌なものがなく、美しく調和した「生き生きとした雑然」がいい。家に遠慮せず、工夫を楽しむ。
ほどよく外に開き、風通しよく外とつながる。
家族の居場所でありながら、たまにはみんなの居場所になるといい。
(写真はわが家です)
0コメント