わが家を好きになる。
「木の床は自分で敷けるよ」という話をすると、「やりたい」という人は結構いる。
まずうちを見てもらい、木の床を裸足で歩いたり、ゴロンと寝てもらったり。
そのあと、日を改めて、ご自宅を見せてもらう。
人の暮らしを垣間見るのは面白い。 その人なりのこだわりを見つけては感嘆し、こうしたらよくなりそう、というアイデアで、床の話を超えて盛り上がる。
先日会った賃貸暮らしの方は、モノの少なさが素晴らしく、端々に所有するモノへのこだわりがあった。 IHコンロは使わずその上にカセットコンロを乗せて使い、テーブルはなんと「鳩サブレー」の缶!(最高!)
あーだこーだするうちに、寝るのはロフトの方がいいよ、と話し、その場でマットレスをロフトに移動。
・・・あ、やっぱり、ここだ!(嬉)
ロフトから下を眺め、「下に百年杉敷いたらすごいことになるね~、ヨガ教室が出来そう。」と妄想。
後日、その人から「ロフトで寝たら安眠できるようになった!」と喜びの報告が来た。嬉しい。
その人が結局木を敷くかはまだ分からないけど、こういう過程が楽しい。
私がお手伝いすることは、
床に無垢材を一緒に敷く(お勧めは「百年杉」)
→健康で癒される空間に変わる。
→日本の森を守ることにもつながる。
でも、それ以上に共有できて嬉しいのは・・・
工夫して住みよくなること。
わが家を好きになること。
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