初仕事! Nさん宅に敷きました!!
川崎市麻生区のNさんのお部屋に、「百年杉」を敷きました!
Nさんとは6月に鹿島田のとあるイベントで初めてお会いしました。
もともと無垢の木に興味を持たれていない方でしたが、
7月にわが家で催した「無垢床カフェ」にお越しいただいて、
そこで「百年杉」のサンプルをみて、
加藤木材・加藤さんの熱さを間の当たりにして、
敷きたい!と、決断されました。
Nさんの、自分を拓いて幸せになる!
・・・という、 直球で突き進む行動力には驚かされます。
そのポジティブなオーラで、こちらも元気になります。
そんな、エネルギー溢れる女性です。
Nさんのお部屋は7畳の賃貸アパート。
床はダークブラウンの合板フローリングです。
1ヵ月前に下見に伺ったとき、 釘を使わずに敷くだけで固定できるよう、
事前に敷き方のプランを練りました。
ひと晩考え、床敷きブラザーズの仲間にLINEで相談し、また考えて…
これでいけるだろう、というイメージをもって、現場に向かいました。
Nさんの部屋に束になって置かれていた百年杉の紙の梱包を空けると、
それだけで芳香が部屋中に充満して・・・
うわ~、すごい!
7畳のワンルームが、あっという間に杉の香りで満たされました。
いいなあ~。
Nさんは、なんとつなぎを着て登場。
ノコギリを持つのは中学の図工のとき以来とおっしゃってましたが、
「これがいいよ」とお勧めしておいた「ゼットソー8寸目」を片手に、
頑張ってくれました。
一緒に敷いている間中、 Nさんも私も、
「あ~、もう、すっごい、いい部屋!」
「絶対運気が上がる!」
・・・などなど、 敷いては感嘆して、敷いては感嘆して…という幸せな作業。
いつも思いますが、
無垢の木を敷くと、そこが部屋になった、と感じます。
合板の床は部屋ではない、とは言いません。
無垢の木を敷くと、「ああ、部屋になった!」と感じるのです。
木の優しさと輝きと、いい空気に包まれることで、
「ああ、部屋になった!」という言葉が、感覚的に出てくるんだと思います。
この感覚をNさんと味わいながら、 一列一列「百年杉」を敷き広げていきました。
午前中に7割くらいを敷きつめて、
難関の「壁際の最後の一列」や「玄関まわりの変形箇所」は午後に回しました。
敷いたばかりの百年杉の上で、
Nさんが用意してくれたおにぎりを食べて、おしゃべりする嬉しい時間。
床にもゴロゴロ・・・これはお約束。
午後になると床敷きブラザースの相棒S氏と、
Nさんが声をかけたスギコさん(仮称)も見学にやってきました。
難関は、S氏と一緒にクリア。
これまで、S氏とはお互いの自宅のDIYを競い合って刺激を受けてきましたが、
今回初めて「ブラザーズ」として協同作業したのも、私にとって嬉しかったことです。
敷き終えると、Nさんが、
「とてもDIYでやったとは思えない!」と仕上がりに感嘆されました。
DIYでも、これくらいはできるんですよ~。
自分でやったから味わえる達成感。
Nさん、敷きながら、愛着がわいてました。
無垢の床にすれば、部屋は劇的によくなるし、
百年杉なら、間違いなく、健やかな空気に満ちた空間が手に入ります。
ただ、幸せになるためには、
その人が、自分で「敷く」と決めて、
無垢の床との出会いをモノにして、幸せになるのだと思います。
Nさんが、ほんの短い時間の出会いを逃さず、
「敷く」と決めたことが、すごいです。
Nさんをみていたら、 Nさんが、この部屋でますますパワフルに、人生が拡がって、
幸せになっていく様子が、 目に浮かんできます。
私はこれからも、そういうお手伝いがしたい、と、思います。
Nさん、Sさん、スギコさん、楽しかったね!
その夜は、4人で祝杯をあげて、木と杉と人生談義に花を咲かせました!!
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